円安と値上げ
2022/10/18
円安が止まりません。特に対ドルに対して強烈ですね。10月に入って家計に響く様々なものが値上がりしていますが、我々木造建築に係る商品も、値上げラッシュです。去年は、ウッドショックで木材が暴騰しました。その木材はこのところ在庫過多、需要減などで値下がり気味ですが、金属関係は原材料価格の高騰、円安による輸入価格の高騰などで、各金物メーカーが値上げに踏み切っています。中国などからの輸入が多いのですが、中国元はドルにほぼ連動してますのでその影響は深刻です。 弊社で扱っているSchmid社はオーストリアですからユーロでの支払いに成ります。今日時点で1€≒145円位ですので約1年前の130円位に比べて15円程の円安ですので、対ドルよりはましですが、ただでさえ輸入運賃の高騰に加え、為替差損は大きく影響します。輸入業者にとっては厳しい秋と成っています。コロナの水際対策が撤廃され、旅行業界などは漸く活況を呈してきましたが、建築業界は冬に向かって厳しさが増しそうです。 我慢の日々が続きそうです。