ゼネコンとスクリュー

今週の出張で、ゼネコン様を数社訪問してきました。Schmidスクリューの紹介です。ゼネコンといえばS造、RC造が主で、木造は門外漢といった感じでしたが、近年、脱炭素、ＳＤＧsなどの流れから、また、木造技術の進歩などから、ゼネコン各社でも木造チームが編成され、積極的に木造建築に取り組まれているようです。今回の出張もそんなゼネコン様へ、日本では未だ普及が遅れているスクリューの紹介に伺いました。　１社は、太径のロングスクリューに対して、よくご存じなかったですが、１社では既に物件で使用する事を前提に準備を進めていらっしゃるとの事。　いずれにしても両社ともかなり興味を示していただいた事は間違いありません。ビスはまだJIS化されていない事や、日本国内での認証などが無いことがネックに成っていて、構造材料として使用する事にハードルが有ることは事実です。ですがヨーロッパでは主流になっているこの工法、いずれ近い内に日本でも使用が増えてくることは目に見えています。CLTのジョイントなどにも採用しようという動きも確実に出て来ています。日本国内で、このスクリューが普通に使用できるようになるよう、努力して行く所存です。